七夕の由来と盆踊りの起源 ヲシテで読むタナハタの由来(平成29年)
- 2017/07/07
- 17:45

七月七日の七夕、日本の伝統行事は本来「旧暦」でお祭りすべきものでした。 今年(平成29年)の「七夕」は8月28日(月曜日)です。「七夕は中国から伝わった」って云われていますが、元は7月7日は書物の虫干しの日だったってご存知ですか?牽牛と織姫のお話は,、 そもそもは、7月7日に関係なかったのだそう・・。では、いったいどうして7月7日が七夕のお祭りに? ひな祭り同様、 なんでも隣国から伝わ...
ホツマツタヱと日本書紀のどちらが古いのか
- 2017/03/13
- 20:50

ホツマツタヱと日本書紀のどちらが古いのでしょう?このテーマについて「よみがえる日本語―ことばのみなもとヲシテ」の著者であられる青木純雄さんが、昨年の「ヲシテ講座」の際に記されておられまして 承諾をいただきましたのでここにご紹介させていただきます。尚、原文は数回に分れて書かれたものをまとめておりますことをご了承ください。以下転載。今回は、「ホツマツタヱと日本書紀とのどちらが古いのか?」という問題...
沙沙貴神社の御祭神と日本酒の起源
- 2017/03/02
- 17:29

滋賀県近江八幡市安土町 沙沙貴(ささき)神社沙沙貴神社の御祭神第一座に祭られる「少彦名神」(すくなひこなのかみ)神話の時代にササゲの豆の鞘(さや)に乗って海を渡って来た伝説から「ササキ神社」が始まったとされ、このカミさまがお酒の作り方を教えたそうですが・・・ 「ん?」「入れ変わってる?」どうやら神社伝承は二人のカミさまを取り違えてしまっているよう...
桃の節句とひな祭り
- 2017/03/02
- 17:29

3月3日は「ひな祭り」、「桃の節句」とも申しますが、それがなぜなのか?よくわかりませんよね?「知ってるわ。中国から伝わった上巳の厄払いでしょ?」でも、中国では「ひな祭り」を祝わないですよね?中国で御祝いしない「ひな祭り」をどうして中国から伝わったといえるのでしょうか?「3月3日」である意味もわかりませんし、内裏雛を飾る理由。桃の花を飾る理由・・その淵源は?これら全ての謎に「ヲシテ文献」は説明をつけるこ...
節分の由来 (平成29年版)
- 2017/01/28
- 16:15

2月3日は「節分」。現在では「立春の前日」だけをさしますが、もとは、それぞれの季節がおわる日、立春、立夏、立秋、立冬の前日を云い、とくに、立春の前日を節分と呼ぶようになりました。旧暦時代の大晦日・・と云われますが、だからといって、立春が元旦かというと、そうではないのです。それは、『立春』が太陽の位置(角度)から決められているのに対し、『旧暦の月日』は月の満ち欠けに基づいているからで(太陰太陽暦)「旧...
ヤシオリ作戦?
- 2017/01/26
- 18:51

昨年の大人気映画「シン・ゴジラ」。リピーター続出でたいへん話題となった映画ですけれどその中に「ヤシオリ作戦」なるものがでてきます。ネタばれになるといけませぬゆえ簡単に云えば、ゴジラを倒すための作戦で「ヤシオリ」は日本神話でヤマタノオロチ退治に登場する「お酒」の名前だそうです。日本書紀には故、素戔嗚尊、立化奇稻田姬、爲湯津爪櫛、而插於御髻。乃使脚摩乳・手摩乳釀八醞酒、古事記には、爾速須佐之男命、乃於...
君が代の真実(平成28年版)
- 2016/12/23
- 17:25

慶祝 御誕生日 君が代は 千代に 八千代に さざれ石の 巌となりて こけのむすまで天皇陛下の御誕生日を謹んで御祝い申し上げます。 平成28年12月23日 まとかなるやまと 君が代について諸説あるなかで、わが国の国歌は、 どこから生まれてきたものなのでしょう?「ヲシテ文献」に源をたどることができるのでしょうか? 「びーちぇのヲシテのクニ」...
「あきつしま(秋津洲)」の由来
- 2016/12/18
- 15:29

日本の古名を「あきつしま」とも申しますが、これは『日本書紀』によると、山頂から国見をした神武天皇が感嘆をもって「あきつの臀呫(となめ)の如し」(トンボの交尾のよう(な形)だ)と述べたということから「秋津洲」となったとか―?また『古事記』には、雄略天皇の腕にたかったアブを食い殺したトンボ・・と記されてあり、倭の国を蜻蛉島(あきつしま)と呼んだ・・?となっています。『日本書紀』では「大日本豊秋津洲」(...
ヲシテ言語学の「ホツマツタヱ」
- 2016/12/04
- 15:43

「ホツマツタヱ」の再発見から50年―。 「ホツマツタヱ」とは昭和41年に発見された不思議な文字「ヲシテ」で記された古文書です。当時、現代用語辞典の編集長であられた松本善之助氏が神田の古書店で「奉呈文」を偶然発見され、以来、文字通り文献の発見・研究に心血を注がれ共通の文字「ヲシテ」で記された「ミカサフミ」「フトマニ」を発見されるに至りました。「ホツマツタヱ」は40アヤ完全な写本が見つかっており、「古事...
ホツマツタヱ発見物語(展望社)9月25日発売!
- 2016/09/20
- 19:44

ホツマツタヱ再発見50周年の節目に「ホツマツタヱ発見物語」が発行されます。ホツマツタヱ再発見者であられる松本善之助先生による最初の本「秘められた日本古代史・ホツマツタヘ」(1980年7月、毎日新聞社)、「(続)秘められた日本古代史・ホツマツタヘ」(1984年9月)の復刻再編集本です。正編と続編のほぼ全部を網羅して、池田満先生がその後の三十六年間の研究の成果から解説をされています。 <内容説明> は...
慶祝 御誕生日
- 2016/09/06
- 20:50

悠仁親王殿下の10歳の御誕生日を 心より御祝い申し上げます。 お健やかな御成長をお慶び申し上げます。 平成28年9月6日親王殿下の御名 改訂版http://julian.way-nifty.com/woshite/2009/09/post-5f7d.html「いやさかえ」の真実http://matocayamato.blog62.fc2.com/blog-entry-73.html君が代の真実http://matocayamato.blog62.fc2.com/blog-entry-6.html君...
ヲシテ言語学のアイウエオ「母韻」編
- 2016/06/26
- 18:46

「あいうえお」は どうして「あいうえお」なの? 「どうして?」って聞かれても・・・。「平仮名」も「カタカナ」も漢字をくずして作ったもので wikiより引用。仮借(当て字)なので意味なんてないし・・。そもそも「50音図」はサンスクリット語や漢字の音韻を表すため作られ平安時代は「アイウエオ」の順に並んでいなかったそう・・「キィ~!!」「ややこしくって答えられない~!」 (≧д≦ヾ...
ヲシテ講座のご紹介
- 2016/05/29
- 07:50

よみがえる日本語Ⅱ―助詞のみなもと「ヲシテ」 「よみがえる日本語―ことばのみなもとヲシテ」の著者であられる青木純雄さんと、続編の『よみがえる日本語Ⅱ』に初執筆の斯波克幸さんお二人の講座が6月18日(土曜日)ありますので周知のお手伝いさせていただきます。 終了しました。 以下、転載【第八回目】よみがえる日本語〜ことばのみなもとヲシテ〜【最終回】いよいよ最終回となりました。 前回に...
英語版ヲシテ研究サイトのご紹介
- 2016/03/13
- 20:30

ヲシテの英語版研究サイトのご紹介です。woshite.worldhttps://woshiteworld.wordpress.com/ この「ヲシテ・ワールド」はこれまで日本語でしか読めなかった、ヲシテ文献の勉強の仕方や、その精神的な奥深さを、英語世界の方々に説明するものです。例えば、いまは神秘的な「神話」となってしまった「カミノヨ」の出来事に新しい光を注ぎ、文献に記載されている事象が、現代の日本の精神や伝統、また具体的な慣習や祭りとしても...
ホツマツタヱのひな祭り
- 2016/03/02
- 22:46

3月3日はおひな祭りの日ですね。にほんブログ村でも、本来は、旧暦(太陰太陽暦)でお祭りするものだったのです。その方が、桃の花が咲いていて「桃の節句」と呼ぶ季節に合うのですね。(今年、平成28年は、4月9日)では、どうして「ひな祭り」は「3月3日」限定なのでしょう?どうして「桃の花」を飾るの?どうしてひな人形はお内裏様の二人なの?「ひな祭り」は中国から伝わったとされているのにどうして、中国では「ひな祭り」を...
七草の由来 (平成28年版)
- 2016/02/14
- 09:34

旧暦(太陰太陽暦)1月7日「ムツキ ユミハリ」。今年、平成28年は、2月14日が本来の「七草の日」です。 ムメの花七草の日は、せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ、この春の七草でつくる七草粥を食べ無病息災を願うという風習がありますがこの由来を「ヲシテ文献」に訪ねます。 「ホツマ辞典」より引用「ヲシテ文献」...
橿原神宮の御祭神
- 2016/02/11
- 07:21

にほんブログ村橿原神宮 建国記念日をお慶び申し上げます。橿原神宮は記紀において初代天皇とされる神武天皇を祀るため神武天皇の宮があったとされるこの地(畝傍山麓橿原)に明治23年創建されました。神武天皇が御即位された日が日本書紀に紀元前660年1月1日(旧暦)とありその即位日を太陽暦に換算した2月11日が、現在、建国記念日とされております。記紀に「初代」天皇とされる神武天皇は実は...
ヲシテ言語学のアイウエオ 「アオ」編
- 2016/01/09
- 17:22

青い空と 青い海 青々したみどり―― ん?みどり色なのに「青」って変じゃない? 考えてみれば「青葉」、「青物」、「青竹」、「青菜」・・みどり色をしているのに「青~」と呼ぶ詞は色々ありますよね・・それがどうしてなのか?今日はその不思議を「ヲシテ」で解決したいと思います。「ヲシテ」とは、発見された古文書(ホツマツタヱ・ミカサフミ・フトマ二)に...
ホツマツタヱは「文集纏伝」
- 2015/12/26
- 11:39

イソノハノ マサコハヨミテ ツクルトモ ホツマノミチハ イクヨツキセシ ミワノトミ ヲヲタタネコガ ササゲント 「ホツマツタヱ」の序文にこのようにありますように、奈良・三輪山の麓には、「大物主大神」のご子孫といわれるオオタタネコ(大直禰子命)を御祭神とする若宮社が鎮座されます。発見された古文書「ホツマツタヱ」は、ミワのトミ、オオタタネコが編纂したことが記載されています。ミワのトミとは、代々、アマカ...
奉祝・御誕生日
- 2015/12/23
- 07:00

奉祝・御誕生日 天皇陛下の御誕生日を 謹んで御祝い申し上げます。君が代は 千代に八千代に さざれ石の 巌と なりて こけのむすまでわが国の国歌、「君が代」は、古今和歌集(平安時代初期に選ばれた勅撰和歌集)の「我が君は 千代にやちよに さざれ石の 巌となりて 苔のむすまで」が原形といわれておりますが、実は、その源流を「記紀原書」に辿ることができたのでありました。初めて御来訪の方は先にこちらの...
ヲシテ言語学のアイウエオ 「あわのうた」編
- 2015/12/13
- 10:05

「ヲシテ言語学」 ・・と云われても、聞いたことが無い方がほとんどですよね?それもそのはず、まったく新しい学問でありまして、新しいのですけれど・・とても古いものを学ぶ学問です。「ヲシテ」と称される不思議な文字で記された古文書(ホツマツタヱ・ミカサフミ・フトマニ) が発見されましたのが40数年前・・。12,000行余りに及ぶ五七調の長歌体で記される叙情詩で、内容は古事記・日本書紀の源流としか...
田子の浦へ
- 2015/12/02
- 17:59

田子の浦へ行ってきました。「白くなった富士の高嶺」を撮る目的をもって、 家を出発して東名高速道路を通って 田子の浦へ行ってきました。 山部赤人さんの詠んだ「ま白」の状態には・・まだ少し早いみたいでしたけど。 ところで、どうして、「へ」と書いて「え」と読むのでしょう? そう学校で習ったから?日本人ならそれが当たり前だから?よく考えたら不思議ですよね?なんで「え」というんだろう・...
「田子の浦に」と「田子の浦ゆ」の違い
- 2015/11/21
- 21:58

田子の浦に 打ち出でて見れば 白妙の 富士の高根に 雪はふりつつ 奈良時代の歌人・山部赤人の小倉百人一首にも選ばれて有名なこの和歌。実は、新古今集に載る時に「改作」されておりまして、元は、田子の浦ゆ 打ち出でて見れば 真白にぞ 富士の高根に 雪はふりけると、”最古の和歌集”とされる「万葉集」に載っているものは「ゆ」が使われておりました。前...
ヲシテで探ろう【助詞の「の」】
- 2015/11/10
- 18:46

フランスの「まるこ」さんとびーちぇさまの共同制作動画、今回は助詞の「の」です。以下、引用。【おうちラジオ】ヲシテで探ろう やまとのことのは 助詞「の」http://maruko460.blog116.fc2.com/blog-entry-1061.html 頻繁に使われる助詞「の」 現代文法ではその用例ごとに細分化されているようですが、もともとの意味は何だったのでしょう? ヲシテ文字の形を見れば、あら不思議、ひと目で理解できてしま...
田子の浦ゆ
- 2015/11/07
- 14:58

田子の浦ゆ うち出でてみれば 真白にぞ 富士の高嶺に 雪は降りける 真っ白な「富士の高嶺」ではなくて・・恐縮でございますが・・、富士市「田子の浦」港からの富士山画像をご覧いただきます。奈良時代の歌人、山部赤人の詠んだウタで「田子の浦ゆ・・」と「万葉集」には載っておりますが 時代がくだった「新古今集」には、「田子の浦に うち出でてみれば白妙...
スーパー助詞「は」の意味は?
- 2015/11/07
- 10:00

フランスの「まるこ」さんとびーちぇさまの共同制作の動画です。以下、引用。【おうちラジオ】ヲシテで探ろう やまとのことのは 助詞「は」http://maruko460.blog116.fc2.com/blog-entry-1059.html本当にお久しぶりです。スーパー助詞と言われる助詞「は」。 ヲシテが消えてしまってから分からなくなってしまったそのもともとの意味を探っています。なお、この録音自体はだいぶ前のものなのですが、その後更に研究が進み、「よ...
「ちはやふる」聖地 近江神宮
- 2015/10/08
- 21:49

「近江神宮ってどんなとこ?」「真っ赤やよ。」 アニメ「ちはやふる」より小倉百人一首競技かるたに青春をかける人気漫画「ちはやふる」の舞台 (原作 末次由紀 講談社)登場人物達が憧れる「かるたの聖地」近江神宮。楼門の鮮やかな朱色は有原業平の詠んだ「ちはやぶる神代も聞かず竜田川 からくれなゐに水くくるとは」の紅葉で赤く染まった川面のイメージと重...
慶祝 御誕生日
- 2015/09/06
- 10:06

悠仁親王殿下 9歳の御誕生日を御祝い申し上げます。 画像は宮内庁提供すこやかな御成長と皇室の弥栄を 心よりお祈り申しあげます。 平成24年神武天皇陵を御参拝親王殿下の御名 改訂版http://julian.way-nifty.com/woshite/2009/09/post-5f7d.html「いやさかえ」の真実http://matocayamato.blog62.fc2.com/blog-entry-73.html君が代の真実http://matocayamato.blog62.fc2.com/blog-entry-...
ヲシテの勉強について
- 2015/08/02
- 22:35

ご訪問ありがとうございます。思うところがあり、この度、「ヲシテの勉強」のカテゴリの大部分を、一旦、非表示にさせていただくことといたします。と、申します大きな理由は、「よみがえる日本語Ⅱ―助詞のみなもとヲシテ」が出版されたからです。平成21年(2009年)よみがえる日本語ーことばのみなもとヲシテが出版されました。しかしながらその、あまりの難解さに挫折された方は、このブログをお読みくださる方の中にもおられるの...
ちはやふる
- 2015/07/25
- 22:16

ちはやふる 小倉百人一首競技カルタに青春をかける「文化系スポ根」人気漫画(末次由紀 講談社)だそうでございまして、この度、映画(実写)化されることから、そのタイトル名を目や耳にすることが多くなりそうです。さて、「ちはやふる」とは、「神代にかかる枕詞」ということですが、その語源については詳らかになっておりません・・。そこで、”古典中の古典”、「ヲシテ文献」に出処を訪ねてみたいと思います。初め...
海の日に
- 2015/07/20
- 22:13

海の日なので 「う」と、いってみたくなりました・・・。さて、ここに、大きな岩があります。この岩をどかせて前に進みたいと思いますが、この時に思わず発する音声は・・「うぅ~」 ヲシテの文字のイメージにあっているという・・。「はぁ~」とおもわれましたら明治書院より7/14に発売されました、よみがえる日本語Ⅱ―助詞のみなもと「ヲシ...
よみがえる日本語Ⅱ―助詞のみなもと「ヲシテ」
- 2015/07/19
- 18:06

よみがえる日本語―ことばのみなもと「ヲシテ」 「ヲシテ」とは、ホツマツタヱ・ミカサフミ・フトマニという発見された古文書に記されていた文字のことで三書を「ヲシテ文献」と総称されています。よみがえる日本語―ことばのみなもと「ヲシテ」はオカルトと思われがちだった「ヲシテ」を言語学の観点から論じた画期的な 一冊です。明治書院より平成21年(2009)出版。7/14、ようやく、続編が発売されました。よみがえる日本語Ⅱ...
諏訪大社上社前宮と「すわ」の語源
- 2015/07/04
- 16:25

諏訪大社上社前宮 諏訪大社上社前宮の画像をご覧いただきました。諏訪大社は、上社前宮・本宮、下社春宮・秋宮の四社を総称されますが、こちら、上社前宮は、御祭神が最初に居を構えられ、諏訪信仰発祥の地と伝えられています。 さて、御祭神の「建御名方神」は古事記には登場しますが、日本書記には登場しない神様です。...
「茅の輪くぐり」の由来(平成27年版)
- 2015/06/30
- 20:58

「茅の輪をくぐって災を除く」と云われる 夏越の祓(なごしのはらえ)が 6月の晦日(30日)に行われますけれど 本来は、旧暦でおこなわれていた行事でした。 旧暦で行うその意味をヲシテ文献から探ってみたいと思いますが、なにぶん、奥深い学問ですので、今現在、書ける範囲で書かせていただきます。ヲシテ文献 とは、発見された古文書で(「ホツマツタヱ」「ミカサフミ」「カクノフミ・フトマニ」) 古代、御先祖さま...
あちさゐの頃
- 2015/06/21
- 18:46

あちさゐ 時候の色々、ご覧いただきました。言問はぬ 木すら味狭藍(あぢさゐ) 諸弟(もろと)らが 練りの村戸(むらと)に あざむかえけり (巻第四 773番 大伴家持)安治佐為(あぢさゐ)の 八重咲くごとく 八つ代にを いませ我が背子 見つつ偲ばむ ...
このはなさくや姫の名前の由来と「浅間神社の御祭神」
- 2015/05/31
- 22:04

富士山の神様とされる「このはなさくやひめ」。古事記では『木花之佐久夜毘売』、日本書紀では『木花開耶姫』と表記されますけれども、御名前の由来と、浅間神社に祭られるわけを「ヲシテ文献」から原文でご紹介させていただきます。初めて御来訪の方は、この順にご覧いただければ幸いです。ヲシテで読む「ヒノモトのクニ」物語(1)トコヨクニ編 http://matocayamato.blog62.fc2.com/blog-entry-129.html ヲシテで...
大神神社の御祭神
- 2015/05/23
- 21:07

「あの山は神だ」 遠い昔から大和の人は語り継いできた。 三輪山の麓。 奈良、大神神社。 脈々と受け継がれた祈りは 今日も何ひとつ変わらない。 本殿は無い。 青き山こそ 神、そのもの。 人は山に神を想い、 山は人と神を結ぶ。って、JR東海のかっこいいCMがありましたね。 本殿を持たず、山そのものを「神」と崇めてきたという奈良の大...
天孫降臨の真実「アスカヲキミ」と「ハラヲキミ」
- 2015/05/12
- 20:41

古事記での「天孫降臨」 「故爾に天津日子番能邇邇藝命に詔りたまひて、天の石位を離れ、天の八重多那雲を押し分けて、伊都能知和岐知和岐弖、天の浮橋に宇岐士摩理、蘇理多多斯弖、竺紫(=筑紫)の日向の高千穂の久士布流多氣(くじふるたけ)に天降りまさしめき。故爾に天忍日命、天津久米命の二人、天の石靫を取り負ひ、頭椎の大刀を取り佩き、天の波士弓を取り持ち、天の眞鹿兒矢を手挾み、御前に立ちて仕へ奉りき。故...
さくら(桜)の語源
- 2015/04/25
- 13:48

桜、さくら――。平和な春の光景。 「桜」は、どうして「サクラ」というのでしょう?「咲く」という動詞に「ら」がついたから?じゃあ、どうして、「咲く」は、「サク」なの・・?この疑問を「ヲシテ」は、説明できるのでしょうか?今日は、「サクラ」の語源(ことはのみなもと)を『ヲシテで説明』できるかどうか、探ってゆく試みです。初めての御来訪の方は、次の記事の順にご覧いただければ幸いです。 ヲシテ文献の勉強「ホツ...
桜・さくら・サクラ!
- 2015/04/14
- 21:53

景色など 桜の画像をご覧いただきました。この時期、日本中で楽しませてくれる桜ですが、どうして「サクラ」というのでしょう?「ヲシテ」で説明できるのでしょうか?別の機会にあらためて、ヲシテで描いてみたいとおもいます。頑張れ~!と思ってくださいましたら ↓↓にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村...
檜扇の由来
- 2015/03/28
- 20:06

にほんブログ村ひな祭りは、本来は、旧暦(太陰太陽暦)のお祭りですので、今年(平成27年)は、4月21日が「3月3日」になります。ひな祭りの起源については前回の記事にかきましたように、ヤヨヒ(三月)ミカ(三日)の古代の天皇陛下の「トツギノリ」結婚制定日を伝えるものでありました。さて、おひな様のお持ちになっていらっしゃる扇を「檜扇(ひおうぎ)」と申しますけれども、今日は、その由来をヲシテ文献からご紹介いたしま...
ひな祭りの起源
- 2015/03/01
- 15:11

にほんブログ村3月3日はひなまつり。各地で、各家庭で、さまざまにお祭りされますけれども、京都、市比賣神社の「ひいな祭り」では、古式ゆかしい装束をまとった人々が雛壇に並ばれる珍しい「ひと雛」が行われます。 さらに珍しいのは、装束の着付け実演が行われるということでまさに、「お内裏さま」と「おひな様」の着付けが見られるのだそうです。市比賣神社 ひいなまつり ...